「歴史忘れた民族に未来ない」=東アジア杯サッカーで巨大横断幕

「歴史忘れた民族に未来ない」=東アジア杯サッカーで巨大横断幕

時事通信 7月28日(日)23時37分配信

【ソウル時事】28日行われたサッカーの東アジア・カップ、日本―韓国戦で、試合中に観客の一部が、ハングルで「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた巨大な横断幕を掲げた。
ハーフタイムに撤去されたが、日韓の歴史認識をめぐる問題について、日本を非難したものと見られる。国際サッカー連盟(FIFA)の規定では、試合中に 政治的なスローガンを掲げることを不適切な行為としており、今回の横断幕の表現はFIFAの規定に抵触する可能性がある。

<サッカー東アジア杯>韓国応援席 歴史問題にからむ横断幕

毎日新聞 7月28日(日)23時35分配信

【ソウル大貫智子】ソウルで28日行われたサッカー東アジア・カップ男子日韓戦で、韓国側観客席で歴史問題にからむ横断幕などが掲げられる一幕があった。応援時の政治的主張を禁じた国際サッカー連盟(FIFA)の規定に違反する疑いがある。

試合開始から間もなく、2階から「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた巨大な横断幕が掲げられた。また、初代韓国統監を務めた伊藤博文を暗殺し、 韓国で英雄視されている安重根(アンジュングン)の肖像画のようなものが登場すると、会場の大多数を占めた韓国人の観客から大きな歓声が上がった。いずれ の幕も後半にはたたまれた。

一方、日本側の応援席では、試合開始時に旭日旗を一時、掲げる場面があり、係員に制止された。旭日旗は韓国では戦前の日本による侵略の象徴とされている。韓国の聯合ニュースは、旭日旗についても「FIFAの規定違反の可能性が大きい」と伝えた。

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